あれはとある仕事終わりのこと。
車に乗って帰ろうとしたらエンジンが動かない。
鍵の電池がなくなったのかと思い、電池を変えにいくと棚をぶっちゃかし(深夜に)、大切な水差しを割る失態を犯す。
かおりさんの優しさに包まれ車に揺られながらコンビニに電池を買いにくも、車は作動せず途方にくれ、店に泊ろうとしていたところ、かおりさんが母屋に呼んでくれて鍋を食べた時に僕は本当に泣きそうになったんです。
あの時の鍋と雑穀米とワインの味は一生忘れないと思います。
ありがとうございました。
そして、以前東京に行った時に行ったレストラン。
THE BLIND DONKEY
東京の神田にある小さなレストランです。
ここのシェフはアメリカ、カリフォルニアにあるオーガニック料理の先駆けとも言える、シェパニースにてシェフを勤めていたジェロームさん。
僕、実はオーストラリアから帰って来る時に、この店と京都の店のどちらかで働きたいという願望のもと帰国してました。
色々あって(本当に色々ありました)、今はひのめで料理しているのですが、ここ僕が長い間ずっと一番行きたいお店の候補に上がっていた場所でした。
そして、ついに念願叶っていくことができたのですが。
もうそれは、、なんというか、料理とはなんぞや。を教えてくれた、そんなような感覚に陥ったのです。
前菜のサラダを食べた時は、もう、言葉を発したくない、涙腺が緩む、そんな味でした。(隣にミッキーがいたので泣くのは流石に堪えましたが)
色々、手間暇かけたよくわからない料理や高級食材のオンパレードの飲食店が多いこの世の中ですが、
こういったお店が増えれば、人は必ず幸せになると思います。
みなさん、東京に行かれた際はぜひいってみてください。
ありがとうございました。
CHAN