ベジタリアンについて

ベジタリアンとは

今日はここ数年よく聞くベジタリアンについてお話しします。

産業革命で有名なマンチェスター聖書協会の会員によって19世紀に肉や魚は食べず卵や乳類の接触は本人の選択により、穀物、野菜、豆類などの植物性食品を中心に食べる食生活を行う運動が展開され、これがいわゆる近代ベジタリアン運動のはじまりと言われれいます。

ですがベジタリアンの定義は流動的であって、イギリスでは畜肉を食べない人をそう呼ぶと言います。

近年では宗教上、生命の維持を目的とするアニマルライツの他に、環境問題や、地球温暖化、発展途上国援助のために菜食のライフスタイルを選択する、地球市民型のベジタリアンが増えつつあります。

ベジタリアン人口

世界的なベジタリん人口を比較するとドイツのベルリンやスイスでは国民の15%が該当し、アメリカではここ数年でベジタリアン人口が約10倍、2000万人近いという統計が出ています。

ですがその上をゆく国があります。

インド

インドで生活する人の3~4割がベジタリアン(菜食主義者)です。 インド人口は13億人を超えているので(2019年現在)、なんと5億人以上の人はベジタリアンと言えます。

最大最強ですね。








ベジタリアンの種類





ヴィーガン (vegan):肉、魚をはじめ、卵、乳製品、はちみつなどを摂取せず、植物性の食品のみを口にする

ラクト・ベジタリアン ( lacto vegetarian): 肉、魚や卵は食べないが、牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品は摂る

オボ・ベジタリアン  (ovo vegetarian):  肉、魚、牛乳は食べないが、卵は摂取する

ラクト・オボベジタリアン(lacto-ovo vegetarian): 肉、魚は食べないが卵と乳製品は摂取する

ペスコ・タリアン  (pescetarian): 肉を食べないだけで魚、卵、乳製品は摂取する

フルータリアン(fruitarian):
ヴィーガンよりもより厳格な菜食で、収穫しても植物そのものを殺すことはない果実・種子・ナッツのみを取る

オリエンタル・ベジタリアン(oriental vegetarian):
五葷【ごくん】(ネギ・にんにく・にら・らっきょう・浅葱)を食べないヴィーガンのこと。乳製品を含むこともある。台湾の素食や精進料理はこちらに分類される



その他には



セミベジタリアン(semi-vegetarian)時々肉を食べるが肉食を避ける人

ロー・ヴィーガン (raw vegan) 酵素が健康によいという考えのもと、食品を加熱しないか46度以下で調理することで酵素を壊さずに食べるヴィーガンのこと

マクロビオティック   (Macrobiotic) 古来の陰陽説などに基づく玄米主体の加熱食。動物性食品をほとんど取らないが、小魚など一種の動物性食品は摂取することがある





などがあります。













ちょっと多いのでまた次回。



CHAN