フランス料理に憧れてこの業界に足を踏み入れてはや10年近く。
今の僕の料理はもはやフランス料理とは相反するものとなっておりますが、今はストレス無く、自分のペースで料理をできています。
高価格帯のレストランに行けば行くほど、料理を出すことにプレッシャーをかけられているような、そんな風潮があるように感じられますが、それが原因で自らの命を断ったり、病気になり、もはやその仕事を続けることが可能では無くなった方達を数多く知っております。
近頃ではパリの有名店の日本人シェフも亡くなってしまいました。(メディアの情報だけですので正確な情報はわかりません)
でも、こうしたことはですね、
お客さんが求めすぎることによって、期待に答えようとしすぎることも原因だと僕は思うのです。
料理はそんなものであってはいけない。
理を料ってなどいない。
食事をする場面は大切ですが、料理はあくまで料理です。
気を使うものであってはならないと僕は思う。(もちろん最小限は必要)
なんのために料理をするのか、お金のためか、人生のためか、お客さんのためか。
僕も日々試行錯誤しながら自分がこれからしたいこと、するべきことを模索しながら生きています。
それはお客さんにも教えてもらえますし、自分で勉強することも大事だし、知らない誰かがふと教えてくれることもあります。
でもこれには’’続ける’’ことが必要不可欠。
苦手であることですが、無理のない程度に頑張ります。
これからもよろしくお願いいたします、
CHAN