以前、あるご飯屋に行きました。
一人でカウンターに座った僕の横にはテーブル席が数席。
40代くらいの奥様と、若いカップルが座っていた。
私が席に座ったとき、奥様のテーブルにキッシュプレートらしきものが運ばれてきた。
おいしそうだなと思いながら、メニューを決める。
私はお魚料理にしました。
本を読みながら待っていると10分後くらいに料理が出てきた。
パクパク食べていながら横を見ると、奥様たちはまだ食べていない。
聞こえてくるのは旦那と職場の愚痴。
目の前に置かれているものには目もくれないほどストレスが溜まってるのかもしれません。残念でした。
そしてそれが耳に入ってくる場所で食べるご飯はとても美味しくないものでした。(味的にも)
飲食店とは。
を、考えさせられる時間でした。
僕たちは飲食物を提供して終わり。を繰り返していては何も進化しない。
食べるとは何か。
能登の湯宿さか本での食体験はとても意味のあるものでした。