ひのめで冬の季節に出している白湯は、もうかれこれ30年くらい使っているであろうやかんで淹れています。
白湯は体を温め動脈や毛細血管を広げ、血液の流れをよくする働きがあるらしく、 血流がよくなることで、体内の老廃物が排出されやすくなるといいます。
でもやはり、効能どうこうも大切ですが、両手で優しく持った時の温かさがこの上なく気持ち良い。
大体50度前後で提供するのが普通ですが、ここではかなり高温で提供しています。
それほど店内が暖かくないこともあるためでもありますが、
やはり冬の寒い日に外で食べる豚汁が格別に美味しいように、
寒さと暖かさのギャップに気持ちよさを感じるのは人間が本来持つべき特性であるとも認識しております。
白湯を淹れる余裕はありますか。