日本人の食

なんだか色々と調べたことを、備忘録として。。。。

・精進料理は中国の影響を受けた料理であり、その裏にある哲学は非常に分かりやすいが、2つの理由が盛り込まれていて1つ目の理由が、禅のイデオロギー。仏教徒の多くは、人間が動物を殺して消費すると、魂が曇り、瞑想の純度が落ちると信じていたらしい。

・ベジタリアンというライフスタイルの2つ目の理由は、無駄をできるだけなくすこと。自給自足、質素、持続可能性は、精進料理の根幹を成して、季節の食べ物を自分の手で調達することで、自然と調和し、自然の恩恵に対する感謝を深めることができると信じられていた。

・1939年という最近まで、一般的な日本人の肉の年間平均消費量は、1日あたり2.5グラム程度だったにも関わらず、現在の水準を見てみると、平均消費量は133グラムで、消費量が最も多いのは豚肉。

・18世紀、オランダの影響により、肉食が健康に良いという考え方が日本に根付いた。欧州諸国の肉中心の食生活が渡来すると、肉食は社会の発展を象徴するもののようにも捉えられ、日本での赤身肉消費量はたちまち増加した。

(実際、明治天皇を頂点とする日本政府は、肉食が国の近代化の鍵を握り、軍隊の増強を担う重要な要因となると信じていた。)

「日本人がベジタリアン、ヴィーガンになった時には、『私はヴィーガンだけどあなたはヴィーガンではないから、私はあなたとは別の世界に住んでいる』という風に、社会を真っ二つに分けて考えることが多いのかもしれない。

『社会意識を持ち、ハイペースで仕事をこなし、目的を持って生き、そして社会的規範を疑いもなく受け入れることを常に問題視しながら生きる』という精神=パンク精神。

ふむふむ

やっぱひのめはベジタリアンパンク料理だな。

CHAN