本日は代官山ティーンズクリエイティブにてワークショップがありました。
初の東京でお仕事。
三重の子供達とどう違うんだろうなと楽しみにしながら本日を迎えました。
今日は野菜と塩だけでスープを作りました。
旬の野菜を楽しく学んでもらう。
参加者は6〜8歳の子どもたち。
なんだか子どもたちって気を許すとすごく楽しんで物事を進めるようだ。
どんだけ伝えたいことがあってもまず受け手とのコミュニケーションが取れないと、何も生まれないと思うんです。
それはなんでも同じことで、年齢も関係ない。
そして伝える側が受け手より楽しんでいること。これってものすごく大事と思うんです。
まぁ僕は毎回ですが、子供に料理教える時もどんな時も自分が一番楽しい。笑
今日のワークショップも子供達より楽しんだ自信があります。笑
初めはちょっと緊張気味だったみんなも、’’みんなで作る’’と言う行為を経てだいぶ寛容になりました。
結果みんなで協力して美味しいスープを作ることができました。
と、ここまではかなりプラスな、ポジティブな感想でしたが、
色々と疑問に感じたのが食材の買い出しのとき。
僕は今回、代官山TーSITEという、三重の地からはかけ離れたおしゃれ空間の一角にある上質な食料品店で野菜や調味料を買いました。
まず驚愕なのはその値段。
亀山で買う3倍くらいの値段でした。
もちろん全てこだわったオーガニックや無農薬のもの。
ただ全て東京都以外で作られたもの。
パッケージには無農薬、オーガニックと記され、野菜たちはとても綺麗。
まるでこの地域に住む人間のようでした。(語弊がありましたらすいません、ただ僕にはそう見えてしまった)
無農薬のものも大事。オーガニックも大事。
でもこの環境下で摂取するものはどれも結局同じなんじゃないかとも思えた。
僕は農薬使ってても、近くの農家さんの野菜食べている方がまだマシだなとも思えた。
なんでかって?まず農家の顔が全く見えない。
農家さんにとっては都心部に野菜を卸すことで地方に卸すより高く売れ、収入は上がるはず。それはすごくいいこと。昔からあること。
もちろん棲み分けも大事だと思いますが、ここで野菜を、食品を買った人がどれだけその生産者を応援したいと思えるのかなと疑問に思いました。
都心部に行けば行くほどこのシステムが生まれるように思え、僕はやはりここじゃないなと再確認できた。
ただ子供たちには場所がどこであれ、ちゃんと自分たちで選択する力をつけることが出来たら自ずと考え行動するはず。
果たしてそのように教えてくれる場所がどれほどあるのか。
答えはわかりません。
いろんなことを勉強し、学んだ東京出張でした。
また明日から営業です。よろしくお願いします。
CHAN