先日ろう者のお客さんがいらっしゃいました。
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その日は一組だけでしたので貸切状態での営業。
普段は音楽流してるのですが、なんだか音を切りたくなって無音で営業しておりました。
大きな音が少し苦手な僕にとって、とても心地のいい空間で料理ができた。
そして何より二人が喜んでくれたこと。
このことが何より嬉しかった。
普段は言葉で表現する僕の料理をどう手話で、体で表現するか。
もちろん筆談ノートも用意して活用したけど、やはり口の動きや身振り手振りが大事だなと感じました。
店内は調理の音と僕の足音だけ。
調理場では音が賑やかに聞こえていますが、一歩客席側に足を踏み入れるとそこは無音でした。
聞こえるのは風の音と木が揺れ、葉がカサカサする音くらい。
なんだか別の場所にいるみたいでした。
そして今回思ったのが、本当になんの偏見もなく、一人の人間として皆に平等に接していきたいと思った。
性別も
宗教も
年齢も
バックグラウンドも
関係ない。
人間として素敵に生きていればいいのです。
周りの目線もあると思う。
思うこともたくさんあると思う。
でも僕は皆と等しく話したい。
そしてなにか悩みがある人、不安な人の意見や思いを他者に伝えることができたら、僕は人間として生きている意味があるのだと思いました。
最近氷川きよし大師匠のインスタを見ててよく思います。
みなさまLOVEです。
CHAN