みなさんは鶏を絞めたことはありますか。
生きているにわ鳥がどう鶏肉になるのか。
機械的な方法は色々あるらしいですが、原始的にいくと、首を断ち、絞めます。
(ここから少し表現がリアルになります)、だけど頑張って読んでください)
にわとりは首を断っても走り回ります。
首のない生き物が血を飛ばしながら暴れまわる姿は、恐怖でさえあります。
僕がオーストラリアにいた時、鶏肉をいただくためににわとりを自ら絞めました。
斧を持ってにわとりの足を掴み、一発で首を断ちます。
手に取った足を離すと、そのまま横たわるのではなく、羽をバタバタさせます。頭はもちろんありません。
今でも覚えていますが、首のない鳥がこっちに向かって飛んできた時、僕は失神するかと思いました。
今までにわとりを食べ物としか見ていなかった自分が恥ずかしくなり、そこから食に対する考えがガラッと変わったことを今でも覚えています。
市場に出回っている鶏肉(スーパーに普通に置いてるもの)はひなから成長させられ、だいたい生後6週間で出荷されます。
まぁ自然界の中ではありえない鳥です。
しかし、現代の私たちにはどちらかといえばその鶏肉が、’’鶏肉’’。
自然界に存在する、やせ細ったほぼ筋肉の鶏はなんなのでしょうか。
考えさせられました、かなり深く。
でも彼らも必死で生きてます。
いつも考える必要はないと思いますが、たまに命に感謝して食べましょうね〜
CHAN