yunou vol.9 1of4

三重県伊勢市

株式会社ウェザイン/ FOLK FOLK / CO / REP Inc. 代表 

東山迪也さん

https://www.folkfolk.jp/


本日第9回目。

伊勢を代表する人物といえば、まずこの方が頭に浮かびます。

僕がみちやさんと出会ったのは約2年前。

共通の知り合いの紹介からの始まりでした。






彼の紹介を。


音楽を学んでいた大阪の学生時代。

みちやさんは主席で学校を卒業。

その音楽スキルを生かせる場所はどこかと考えたのち、婚礼業界に入りました。




当時、とても肥えていたみちやさんの耳は、この音が何Hzでどこをどう調整したら聞き手が聞きやすい音階になるなど、’’音のコントロール’’の仕方がすぐわかったと言います。(凄すぎる)


当時、津市の平安閣で営業成績トップを残し続けていたみちやさん。

ただ、毎回同じ作業の繰り返しをすることに自分でもなくてよい感じ、(そこには自分のアイデアとかデザインは必要ない)仕事の違う選択肢を選び始めました。






そして次の婚礼業界の会社に移り、会社員人生約2年間の間に婚礼業界の運営の仕方が大体わかったというみちやさんは約10年前に独立をしました。


立ち上がった会社はウェザイン。

フリープランナーという当時全く知られていなかったプロデュース業。

現代ではかなり認知されるようになってきましたが、当時はほぼ認知されていませんでした。


多大なリスクがあった上での決断。

みちやさんはいつもこうしてチャレンジすることを楽しんでいるように思えます。


ただいろんな場所でいろんな結婚式をする中で、自由度の高い結婚式場を作ることが一番良いと考え始めました。ウェザイン創業5年目の話です。




そして伊勢市にFOLK FOLKをオープン。

場所を見つけてからオープンするまでにかかった期間はなんと4ヶ月w

(早すぎて目から鱗でした。)




そして来年は志摩市にCO Blue Centerという複合施設をオープンします。

’’海から地域と地球の課題を解決する’’というビジョンを掲げ、コワーキングスペース、カフェ、サウナなど併設した夢の施設です。



他にもREP Inc というプロデュース会社をCO内に構えており、個人としてもコーチングのお仕事をしたり、、、多種多様な生き方をしているみちやさんです。








現在FOLK FOLKにはカフェ、ホステル、結婚式場がありまして。

カフェは再会の場。

ホステルは泊まれる場。



そしてどんな結婚式場と聞かれるといつも答えることは



’’守れる結婚式場’’。





みちやさんはここを通して幸せなことから不幸せなことまで、守ろうと考えています。




時に災害になった時は避難所になり、備蓄品もあるし、宿もある。

これを聞いた時に地域に根付くと言う概念をあらためて上書きしてもらった衝撃がありました。



そしてそこに行き着くサービスは全部やる。というのがFOLK FOLKのスタイル。






それが’’結婚式’’という言葉から離れていたとしても、最終的にそこにたどり着いたら良い。


FOLK FOLKはもはや結婚式場と言う一言では表すことのできないハコです。



想像してみてください。

結婚式場に気軽に行くことはありますか?

カフェが併設された結婚式場だったら、一杯のコーヒーを飲むだけで記憶が蘇り、その思い出の味を含んだコーヒーになる。


ここは日常に近い非日常の感覚を得ることのできる場所。

帰ってくることができて、飛び立つこともできる場所。









とても幸せな場所。




つづく