三重県 鈴鹿市 本地猛さん
本地さんの濃い濃いお話の続き。
東海の歴史を語る本地さん。
御三家(秀吉、信長、徳川)の争いの絶えなかったこの東海地方では食べ物のライフラインがとても重要でした。
腐らない食べ物。味噌。
何万人の兵力分の食糧を確保するため、戦争に勝つために味噌蔵をたくさん作った室町、戦国時代。
有名な戦国武将にはそれぞれ味噌をその地に作らせたと言います。
味噌と戦国の歴史。。。。こんなにも政治の力で味噌蔵が作られていたのかと思うと、とても興奮しました。
そして地方によって変わる味。
僕たち、東海地方の人間は豆味噌が主流な献立が多く、
’’味噌を入れてからは沸騰させるな’’とはよく言いますが、それは香りを楽しむ米味噌のことを言うらしい。
ほぅ、、、、と感心するばかり。
ちなみに米味噌がアルコールを出す味噌。(香り)
((味噌の生産量、米味噌80%、豆味噌2%らしいです。。。。。))
それから、僕が今回一番驚いたのは、赤だしの話。
赤だしってだし入りなんだと思ってました。
だしって、明るさのことらしいです。
赤だし=合わせ味噌ってことで、
濃い黒い味噌に白い白味噌を合わせることによって’’明るさを出した’’味噌のこと。
ふぁーーーーーー。
血管から何か吹き出しそうでした。
なんとなんと知らなかった(目を向けようとしてなかった)ことが多くて多くて、
おしゃれな映える料理もたくさんありますが、
まず、こうして日本の食の歴史を知ることが何より大事だなぁと思いました(本地さんと話している時、何度こう思ったことでしょうか)
つづく