vol.3
三重県 津市 美杉町 坂本 幸(サカモトコウ)さん
(すいません、本日のみ火曜日になってしまいました。。。)
さてさて、前回はお家にいなかった幸さん。
今回はいておくれよ、、、、と、祈りながら尋ねました。
幸さんの家に向かう途中、うらちゃんが「いいね、あれ」と言う。
目を向けた先には、竹細工をたくさんのせた軽トラ。
味がある。
昔なら当たり前なのかもしれないけど、僕のような世代にはあまり馴染みのない光景。
とても気分が高まってつい買っちゃいました。(鰻漁で使う竹籠を花入にしたもの買いました。ひのめに置いてます)
そしてちょっと寄り道して幸さんの家に着きました。
幸さんいるか。。。。。。。
どうだ、、、、、、、、、
、、、、、、、
いた!!!!!!1
まるでレアポケモンを見つけたような気分になりました(失礼すぎます。すいません)
かわいい幸さん。今日はいい日になりそうだ。
お座敷案内いただき、自家製の野草茶をいただく。
ほんのり甘くて、深い、どこか懐かしい味でした。
少し幸さんの説明を。
坂本幸さん、鳥取の生まれの彼女がここ美杉町に越してきたのは50年ほど前のこと。
当時、学校から帰ってくる子供を家で迎えたかったという幸さんは家でできる、しめじの栽培を始めました。
当時、主に市場に出荷していたしめじは、他のものに比べて腐りにくく、職員の方達は疑問に思い、幸さんを尋ねたと言います。水分を与えてカサを多くし、出荷する方法が一般的であるのに対して幸さんのしめじは水分を与えず、ハウスで栽培しただけだったらしい。
味がしっかりしているしめじが頭に浮かんできました。
その時、彼女は保存するためのしめじの乾燥方法に苦戦しており、ふと炭火で乾燥させたところ、そのしめじは20年もの間保存が効いたと言います。
炭火乾燥の魅力に気づいた彼女は、友人のアドバイスなども受け、野菜や、野草、ハーブ、いろんなものを干して、乾燥させて多くの体に良い商品を作っています。
多くは美杉の道の駅で販売しておりますが、たまにマルシェなども出店されております。ひのめ横の岡田本店にもちらほら。
ひのめではウェルカムドリンクとして提供している時がありますので、おまかせコースをお選びいただいた方はぜひお楽しみに。
つづく。