yunou vol.15 2of2

yunou第15回目。

さて、今回は、ついに、うらちゃんに文章をお書きいただきました!

レア会です。




↓↓

yunouの活動を始めて初めて僕が文章を書く日が来てしまった。

まぁ、たまにはそんな日も良いだろうと思いつつ僕と上谷くんとの話を綴ろうと思う。


あれは4年前だったか?

まだ上谷くんがひのめのオープニングスタッフで来てたころだ。

僕はメニュー写真を撮りに行くと筋肉ムキムキな若い料理人がいた。



若くて大阪や海外で色んな経験を積んで”良いもの”をもった子だなと思っていた。

月日が流れ3年前コロナが流行り出した4月に彼が出張料理をする時に撮影に僕も入り、彼から独立する事になったので色々相談したいとなりそこから濃く過ごすようになった。





当時の彼はなんでも吸収します!と凄い前のめりだった。

素直で不器用でホントに真っ直ぐな優男だ。

緊急事態宣言の時は一緒にハンバーガーのメニューを考えてた。



6月からはコースを始めひのめは順調に始まっていった。

お陰で僕の料理写真も評判が良く色んな方面から声を聞く様になった。




だか、時に調子に乗って天狗になったり有名な料理人をディスったりしてたけど必ず僕は”俺たちはこの世界のまだ下の下だ。なにも残していないぞ。”と言い聞かせてきた。

これは僕自身にも常に言い聞かせてきてることだ。

そう、僕らはまだ何も残せていないんだ。

そんな中で2人でこの活動を始めた。


日本の文化を様々な角度から見て学び家族や友人、お客様、子どもたちに言い伝えたいと。

ネットの情報は見ただけで、決して知識にはなってないと思っている。

実際に会って、話して、体験して同じ空気を吸う、同じ時間を過ごす事で僕らの身体の中に染み込みDNAの一部になるって話です。

そして僕らが成長する為に必要なことなんです。



僕と上谷くんは10歳差があります。

世代が違う2人だからこそ感じる世界も2つある。

僕らお互い先に共感せず意見しあい常に本音で話す。





大切な事はコミュニケーションだと。

上谷くんがひのめを始めて3年色々な彼の成長や失敗を見てきた。



それが糧になり多くの人を料理で魅了している。

まだ伸び代があるが故に足りない部分も多くある。

これからも僕は黒子になり陰で彼の成長を見守っている。

これから彼も僕の仕事(クリエイティブ)の中で活躍出来るシーンで力を発揮してもらう。



このyunouを通して彼が感じたものを料理を通して伝えてほしい。

そして2人で活動を通して見えた僕らの感情を表現していきたいとと思う。
















僕には心強いうらちゃんという兄貴がいるから日々成長できている。

本当に感謝しています。