大阪府大阪市
TAKAMURA COFFEE ROASTERS
岩崎裕也さん
岩崎さん第二回目。
前回は浅煎りコーヒーについて、少し書かせていただきました。
焙煎が難しく、鮮度がより大事になってくる。
現在は全国にたくさんのコーヒーロースターが出てきて、皆多種多様な表現をしています。
僕とうらちゃんがよく話していることがあって、
美味しくない浅煎りコーヒーに出会った時の気持ちが似ているよね、と。
言い換えれば、不味いものは不味い。どんな前情報があろうと、美味しくないのは美味しくない。
うらちゃんはそこがすごくパキッとしていている。
岩崎さんとはこういうところも似ていて、
コーヒーは参入障壁がすごく低い業界であることに少し懸念していました。
コーヒー、淹れれたら誰でもできるっちゃできる。
広がるにはいいことだけど、
’’わかってないことをわかってない’’人が多いことも事実。
『わかった気でいる』
これを解消するにはどうしたらいいか。
自ら学ぶ姿勢、探究心を持ち、信頼できる人間と接する。
これに尽きると思います。
コーヒー豆は、原料がインパクトのあるものだと、どう焼いてもそれなりに原料の個性は出てくるといいます。
しかし、それをその個性が出たからOK!という人もいれば、それプラス@でやる人もいれば、理論をわかった上で’’ちゃんと’’焙煎する人もいる。
あーこれは料理でも同じだなーと思う。
個性を殺すも生かすも、その人の’’手’’に委ねられる。
コーヒーと料理の共通点が同じことが多く、写真も全く同じなんだろうなとも思います。
岩崎さんはコーヒー豆の生産国、現地にも赴いて生産過程まで見ていることがすごくいいなぁと思います。
カップオブエクセレンスという豆の品評会にブラジルに訪れたとき、
人生で一番でかい声でたんじゃないか、一番興奮したと言ってました。
最高すぎます。
岩崎さんは現地で、肌で、感じてから、
得体の知れないものを扱っているという感覚がなくなり、何かが変わった。
何かわからないけど変わった。と言います。
日本のようにコーヒー消費国が目にすべきことはなんなのか。
よりリアルに感じるため。
このお話を通して僕らがこの活動を行なっている意義を再認識させていただいた。
意味のあることだと。
3回目は岩崎さんがコーヒーに目覚めるまでの話を。
今、したいことがない人、将来の目標がない人にぜひ見てほしい内容となりました。
つづく