蝉が鳴いてます。
17年もの長い間土の中で暮らし、成虫になり、10〜20日ほどで死に至る。
地上での短い生活で雄は求愛をし、約4割の雄蝉は交尾もできずに力尽きます。
なんと儚いのか。
蝉は昔から儚いものへの例えとされており、空蝉(セミの抜け殻)はまさにその象徴のようにも思えます。
でも成虫になって求愛すること以外何か考えているのか、そう考えると蝉は間違いなく生き物の中でトップクラスのセックスシンボルになるのではないかとも思うのです。
草食系男子よ、蝉から何か学べることはあるのではないか。
時々セミの鳴き声を聞くと社会への不満か何かを叫んでいるように聞こえる時があります。
時に尿(厳密にはほぼ水らしい)を僕らにめがけて飛ばしてくることもあり、’お前らそれで大丈夫なのか、蝉業界ではいつ力尽きるかわかってるから、やれるだけのことをやってる。本当にそれでいいのか’と何かメッセージを送られているような気にもなります。
昔の人はセミのことをどう思ってたのか知りたい。
悔いのない人生を。
CHAN