お弁当を作るとき、なんだかプラモデルか何かを作っているような感覚に陥りました。
おかずの温度は冷めているし、あとは盛り付けるだけ。
でも、どこにどれをどう置くかで見栄えが全く変わってきます。
のり弁でもほか弁の海苔弁当と星付き高級日本料理店が作る海苔弁当では、たとえ内容が同じであっても全く違うものに見えるはずです。
写真のような仕切りの無いお弁当箱だと尚更。
仕切りがあったら誰でも綺麗に盛り付けれるでしょう。
ここで一番重要なのが料理のスキルもそうですが、それ以外の好きなこと、趣味、その他諸々のことだと思います。
僕はよく盛り付けられた料理をみて、ファッションとか音楽の好きなジャンルがわかるように思う時があります。
あーこの人は料理のスキルはすごいけど、私生活のファッションはダサいんだろうなとか、あーこの人はガンガンにJ-pop聞いているんだろうなとか。
(すごく決めつけ的ですいません。。笑、でもただ思ってるだけです)
おそらくそれはそれぞれの職の道に言えることかもしれませんが、料理はすごくわかりやすいような気がします。
多様化された時代の中で料理人は料理人であるだけでなく、また違ったテイストを出せる人間でなければ、これから先の時代はAIさんに負けてしまうかもしれません。
ひのめではお皿にもこだわり(香織さん、恭子さんありがとうございます)、料理も見た目にも楽しく盛るように心がけてますが、僕が毎日スーパーナンセンスな服を着てたらそれはなんかちゃう気がします(笑。
店づくりとしてズレてる。
人間でわかりやすいなあ。と思ったのでした。
CHAN