茶と正座

煎茶の教室に通い始めて、もうすぐ1年。

今年は資格を取れるように頑張ろうかな、なんて心意義であります。

コロナの関係で教室がしばらくお休みでしたので、昨日が3ヶ月ぶりの煎茶教室でした。

通い始めた最初の頃は、今まで長時間正座をしたことがなく、10分ほど正座をしただけで、足が麻痺しておりました。

1回目のお稽古では人生で初めて、足が思い通りに動かなくなり、あの時に覚えた恐怖は今でも忘れません。

足を目視できるのに、どうしても動かない。

少しめまいのような、フラフラした状態になり、自我を保つのに必死でした。(失神しそうでした笑)

それから回数を重ねるごとに徐々に長くできるようになり、半年後にはお稽古中はずっと正座でいられるようになりました。

そして昨日、3ヶ月ぶりに正座をしたのですが、もたない、もたない。

すぐに足が痺れてきました。

先生でさえ、日常的に正座をしなくったせいで長時間の正座が辛くなったと言います。

継続は力なり。と言いますが、継続をやめてしまうことで失われるものも多々ありますね。

来週からは継続的に正座STYLEを日常に取り入れて行こうと思います。

テレビでも見たのですが将棋をされてる方の正座はなんでああも長時間できるのでしょうか。

あれも訓練なのか。。。

藤井君おめでとうございます。かっこええですね、下克上。

ちなみに先日のお稽古は冷茶のお点前でした。

ガラスの茶器を用い、夏らしさ全開です。

お稽古ではペットボトルの冷たいお茶とは全く違う、’’冷茶’’を飲めます(自分が美味しく淹れれたら)。

一度あの美味しさを味わったら、ペットボトルのお茶を好まなくなるのは必然かもしれません。

ひのめではディナーの最後に淹れたての冷茶をお出ししております。

2煎目は熱いお湯を注いで、違った味わいを楽しんでいただきます。

お茶を飲むとホっとするのは日本人のアイデンティティかもしれません。

お茶、良いよ。

CHAN