フルーツの概念

料理にフルーツ?

考え方次第でなんともなると思います。

酢豚にパインが入って、ポテトサラダにりんごが入るように、エビチリにマンゴーが入ってもいいじゃないか。そんなノリで働いてます。

でも不思議と、酢豚にパインが入っていても、あ〜〜入ってるね。となりますが、エビチリにマンゴーを入れたら、え!!!!となるでしょう。

その違いはなんなんだと思って黙々と考えていましたが、やはりそれは思考の柔軟性と経験が作用するでしょう。

マンゴーエビチリが仮に美味しかったとして、これがどうなって作られているのかという思考にいく人、ただ美味しいなあという思考にいく人、やっぱエビチリはエビチリがいいやという思考にいく人の3パターンに分かれると思います。

ひのめには前者のようなお客さんに来ていただきたい。

もちろん外食にまで行って、料理に対して考える脳みそを使いたくないとか、本能的に美味しい食事を求めてる人もいます。

そのような方達はぜひ、ファミレスへ。

あそこはメニューのバラエティに富み、旨味要素が全メニューにがっつりあり、価格も安く、行きたいときに行ける。

最高じゃないですか。

僕だってファミレス行きます。そんな感情になった時は。

ただそれを頻繁に行っていては良くないと思うのです。

別にファミレス行ってナイフフォークの使い方なんぞ知らなくてもいいのです。

でも、急にそのような場所に呼ばれてカトラリーの使い方も知らない’’自分’’というものを周囲に見られて恥ずかしくないか。

それが若造やったらいいです。

でも現にそれができない大人も多数います。

僕はカトラリーの例にあげましたが、これは料理を’’食べる’’ことにおいても同じだと思います。

それが時に会話の中心になったり、なんでこのフルーツをここに使うの!?とか疑問になってそれで話が弾んだりも。。

そういったお客さんには料理を出してる側も気合が入ります。

日々成長させていただいて感謝です。

皆さんも家で料理をする時に、野菜の代わりにフルーツを使ってみると、いつもの料理がちょっと楽しくなるかもしれません。

きゅうりの代わりにメロンを使う。

いつものサラダにオレンジをそのまま入れてみる。

フルーツという概念を捨てるだけで、料理のレパートリーはすごく広がります。

考えた料理。を

CHAN