煮込むのが好きです。
スープとかもそうなんですけど、火を入れる時間を変えることでこんなに味が変わる料理は作ってて楽しい。
感覚としてはドミノに似てます。
1から作っていって規定量(ある程度ドミノとして楽しめる長さ)まで達した時に味わいが変わり、それ以上は美味しい。(でも煮込みすぎはダメです。ドミノも並べすぎると疲れるでしょう)
煮込む素材によっても味の出かたや出し方が変わるのでそれはいつも気にかけてます。
例えばお肉。
正直に言えば、塩で前日にマリネして冷蔵庫に入れておき、翌日水分を切って表面を香ばしく焼き、煮込めば、だいたい美味しくなります。(笑)
それが骨付きかそうではないか。でも深みは違ってきて、基本的に骨の中の髄が溶け出すと、とろみが生まれ、肉の部分だけでは出てこない美味しさがあります。
仮にもも肉と手羽元でそれぞれ同じ料理をいたら煮込み料理においては後者の方が美味しさを感じると思います。
あと大事なのは2つ。
前日に塩をしておいておくということ。とよく焼くこと。
塩の作用でアミノ酸が増え、旨味が増え、よく焼くことでメーラーど反応という化学反応が起き、焦げが旨味へと変わります。(フライパンに残った茶色い焦げ付きも捨てないでね〜。黒くなってたら捨ててください)
ただ焼かなくても塩しなくてもそれはそれで違った味わいの美味しさがあるので、どうするかは何を作りたいかによります。
ビーフシチューとかだとよく焼いた方がいいでしょうし、クリームシチューですとあまり焼かない方がいい。
ただ煮込みすぎには注意。肉がボソボソしてそれ自体に味がなくなってしまいます。(特に淡白なお肉。ももとか胸とか)
色々試してみると違いがわかって面白いです。
わかんなかったら聞いてください。
CHAN