亀山には素晴らしい魚屋があるんです。
倉田商店。
ご家族で切り盛りされており、いつも新鮮な魚介類が店頭に並んでいます。
恥ずかしながらここを知ったのは最近のこと。
ですが初めて訪れた時から友達のような、すごくフレンドリーな接客をしていただき、すごく好印象でした。
それから頻繁に通いだし、今ではすっかり常連と化しています。
これも昔、ひのめの跡地に月の庭があったことと、岡田屋本店さんの横で営業していることがすとても関係しています。
こうやって地元の人たちと繋がる機会があった時に、後ろからものすごく支えられているなあと感じることが多々あります。
もしひのめが全く何もなかった場所に新しいものを建てて今のような営業をしていたら、こういった機会はなかったでしょうし、ただのよそ者のような目で見られていただけかもしれません。
僕ら若い世代は食材を買う時には大抵大手のスーパーに行くでしょう。
でも考えて見てください。
そのような場所で会話は生まれるでしょうか。
会話が無いまま自分で選んだモノはそれはあくまで主観的です。
もちろんそれが悪いとは言いません、時代の流れもあります。
ただ、魚屋のプロに『今はOOOが旬だよ
、OOOが美味しいよ』と教えてもらうと、どうでしょう。
スーパーに行って商品を選ぶ時に、文字と会話をしているより、人と会話している方が説得力がありますよね。
こういったことから食への興味、関心が生まれ、成長するのだと思います。
初めは小っ恥ずかしいし、めんどくさいかもしれません。
でもそれは物事とわず、人の生活の中で必ずしも起こることであって、まず、行動してみるべき。
同じ値段で(むしろ安く)買うなら得した方がいいじゃないですか。
だから、まず僕らの世代がこうしたことに興味を持ち、日常の中に取り入れていかないと、世の中何も変わりません。
とりあえず、何も買う気がなくてもいいので、倉田商店にいってみてください。
そして、会話をしてください。
きっと何か生まれるはずです。
CHAN