スーパーの見切り品食材。
もちろん使えると思えば買います。
今までは見切り品コーナーを見るひと達を’’お金が無いひと’’や’’みっともない人’’のようなレッテルを貼って見てきたかもしれません。すごく失礼だったと、最近よく思います。
もちろんどんな目的を持って買うかは人それぞれですが、
安いから。
傷んでてもいいから。
廃棄したく無いから。
特に何も考えてなくても。
考えてみてください。
見切り品コーナーの食材達はどこへいくのでしょうか。
購入はされません。
いくつかのNPO団体などはそれらを児童養護施設などに支給するらしいです。
廃棄するものの中には普段は高価なチョコレートやアイスなどもあり、それらを児童たちが食べた経験があることで社会に出た時に生きやすくなるなどといった記事も見ました。(全く同意できませんでしたが)
が
おそらく多くは廃棄になるでしょう。
調べれば調べるほど気持ちがどよんとしてきました。。。。
ただ、僕ら消費者が出来ることは何か。
見切り品をなるだけ気にかけることなのでは。
色が変わった野菜、少し傷んできたフルーツ。
見た目でこれはもうダメだ、食べたくない。と決めるのではなく、これをどうしたら美味しく出来るかを考えたいところです。
僕もそれらを買う時に、正直、人目を気にしますが
それはどうしてか。と考えた時に、
自分を良く見られたいとか、人と同じでありたいとか、なんだかそんなしょうもない理由しか思い浮かんできませんでした。
別に人にどう見られたっていいし、人と同じことをしたいとも思わない。
そんな人目を気にするよりかは、目の前の泣いている野菜を気にしたいと思えるようになったのはここ最近のことです。
なので、ひのめでは見切り品食材を使ってることもあります。
それをどう美味しく料理するか。
そこを伝えるのも料理に携わる人の仕事であるのでは無いでしょうか。
人にはそれぞれ価値観があるので、そのような料理にお金を払いたく無い方はぜひ別のお店へ。
見切り食材。
考えたら愛おしくなってきました。
愛。
CHAN