今日は月に一度の料理教室。
毎月11日に開催してます料理教室、先日は小学生のお子さんもご参加いただきました。
その子は将来、料理人になりたいという夢を持っていました。
なんと素晴らしいことなのか。
まず夢があるということ自体素敵で、しかも食に携わる仕事とは。
応援したい気持ちしか出てきませんでした。
その子の小学校では5年生から家庭科での調理実習があると言います。
とても疑問に思いました。
なぜ低学年では調理実習が無い。
コロナだから?(リスク回避ではあると思いますが、それは誰のためのものですか)
怪我するから?(人は怪我をして覚えるものです、料理はそんな簡単なものではありません)
まとめれないから?(先生、保護者のみなさま、やる気はありますか。食についていつもどう考えていますか)
どういうことなのでしょうか。
教える人がいないとか人員が足りないとかそう言った話では無く、それ以前の問題だと思いました。
その子にお金、人員をかけれない社会システム。
それを考えようとしない(考える暇を作らせないような)働き方だから、今の社会があるのかな。と思いました。
だってそうじゃなかったら考えないですか?
それは先生、親の教育が必要なのかとも思います。
だから今回は全力でその子に料理の楽しさ、記憶に残るような経験を与えれるように接しました。
僕の思いとしてはここしか無いのです。
子供達の記憶の断片に残るような、そんな機会を与えたい。
あーあんな人いたな。と思い出してくれるだけで、自ら活動する意義はあると思うのです。
そして子から親へ、大人へ、そんな流れで感染していけば近い未来は幸せになりますね。
彼女から生きる目的を貰った。そんな気になりました。ありがとう。
CHAN