今日で28歳になりました。
この年齢でこうしてお店を経営できていることは本当に周囲の人々に恵まれて今があるからこそです。
料理人として働き始めたとき、うおおー!ミシュラン取ってやる!僕は一流の有名シェフになる!と唸っておりましたが、
人との出会いで考えは変わるものですね。
責任を持つことでリスクとかなんなのか。と本質的に考え、
そこに対する喜びや楽しみがこんなにも大きいものなのかとも教えていただきました。
僕と同じくらいの年齢のお子さんを持つ親御さんから、『子供と一緒の歳なの!しっかりしてるねー!』とよく驚かれる?のですが、どうしてなんんだろう?と思います。
お子さんたちもそれなりに必死こいて生きているはず。
言い換えれば彼らが働いている時や頑張っている時をあまり見れていないのかもしれません。
僕も両親にはあまり今の職のことを1から10まで話せていないかもしれません。
でもやはり親には誇りに思って欲しいし、喜んで欲しい。
それが生きる目的、とまではいかないかもしれませんがそれに近いものはあります。
一番これを伝えたかった祖母はもうこの世にはいませんが、
彼女はいつも見守ってくれていると信じて日々精一杯生きてます。
辛いことは当たり前にありますし、イライラすることもある。
でもそれを解決した時の方が嬉しかったり、自分の身になったりするように思えます。
これからも、後残り2年の20代を日々後悔しないように生きていこうと思います。
みなさま、今度ともよろしくお願い申し上げます。
ひのめ
上谷朋大