先日、親しくしていただいているお客さんがご来店いただいた時、ご一緒に来られていた方が重い病気をお持ちの方でした。
手術前、最後の晩餐としてひのめをご利用いただき、それまで喉が通らなかった食事も、ひのめでは何も残さずにお召し上がりいただきました。
食事後、お礼をお言葉をいただき、僕は電話越しに涙した。
僕は料理を作ったに過ぎませんが、彼女にとってはとても大きな何かを受け取っていただいたのかもしれません。
彼女はこれから手術を受けると言います。
このブログをお読みいただいた方だけでも、知らない人だけど、彼女にエールを送っていただければと思います。
結果がどうあれ、自分が楽しく人生を過ごせた!といつも思うことができれば良いと思う。
僕は好きな人に囲まれて、美味しい食べ物を食べて、好きな服を着て、好きな音楽の中でみんなが笑っている中で人生を終えたい。
それがいつになるかはわかりませんが、『自分がどうありたいか』を常日頃考えておくことはとても大切だなと思います。
お店の存在意義とは何か。
深く考えさせていただいた1日でした。
全ての物事がうまくいきますように。心から応援しています。
上谷