初任給をもらった時のことはあまり覚えていない。
目の前のことに必死すぎてお金の大切さとか人生の生き方、生活の仕方なんぞ何も気にかけていなかったと思う。
当時の僕は初任給で両親にしたかと言われると記憶に無いところから、何もしなかったのかもしれない。
今思えばとんだ親不孝だったなぁ、と。
もちろん何かを買う、提供することがいいか否かと問われるとそれはそれは人それぞれではあると思うけど、せめて何か記憶に残せていたら、、と今つくづく思います。
こんなことを思ったのは先日、初任給で母親にひのめのコース料理をプレゼントしていたお客さんがいたから。
お会計の時にお母さんが幸せそうに『今日は娘のおごりなんです』と言った時の顔がいまだに忘れられません。
とても幸せそうで、誇らしげでした。
あのような、人生の1大イベントにひのめを利用してくれる。
感謝してもしきれません。
こうして、素敵なお客さんが来るたびにお店をしててよかったといつも思うのです。
感謝の気持ちをいつまでも。
CHAN