屋久島のこと

今屋久島のフェリーターミナルで日記を書いてます。


約9日間の滞在が終わりました。

セントレアから鹿児島空港、そして屋久島へ飛行機で向かった8月2日。

屋久島に来る前は縄文杉のことしか知らなかった僕は、この数日の滞在でかなり膨大な量の情報を得ました。(まだ整理してません、後々消化します。)


到着翌朝早朝からツアーが入っていたので、2日はすぐに寝て3日に備えました。



縄文杉のツアー。


往復約14時間ほどの過酷な登山ですが、なんとか体は持ち堪えた。


片道7時間かけて縄文杉に辿り着くのですが、

その道中の大変なこと。

普段運動していない基礎代謝の低い方は結構きついです。想像以上に。

でもこういう風に、日常生活でまず起きることのないことを自ら選択して行動に移すことはとても勉強になります。

僕はもはや縄文杉などどうでもよくて、その途中に現れる植物、自分の体との対話、普段使わない時間と身体のことなど、そういう普段あまり考えない(見ない)ことを考えるのがとても楽しかった。

そして何より、『水』にものすごく感謝した。

これほど水を美味しいと感じたことは今までなかったかもしれません。

それは自分の意識が水を美味しいと感じるようになるまで成長したのか、単に喉乾いていたのか、よくわからないですが、自然に水が沸いて、いつでも飲める。

この環境はとても贅沢だなと思いました。

日本料理が水の料と言われるように、やはり日本文化は水無くして発展することはなかったのだと肌で感じた。

先月もある本に影響を受けて水をテーマに7月のコース料理を作っていましたが、こうして実際に(過酷な状況で)体験するとより深く意味をわかったように思えます。

とても良い体験でした。

翌々日の筋肉痛は辛かったですが、まず屋久島に来た勢いで縄文杉に行くことをおすすめします。

僕はもう行きません。

CHAN