上野さんの花いけ

先日、而今禾、恭子さんのお誘いを受け華道家上野雄二さんに花いけをご指導いただきました。

彼がいける花は、もう言葉に表すのが難しく、

芸術でした。

どの向きで花を生け、どの向きが一番素敵に見えるか。

どのように花が育ってどのような環境にいたのか。

言葉では’’生け花’’ですが、そこには’’花を生ける’’という行いを超越した考え方がありました。

上野さんは人が生けた花を見るだけでその人の生活の仕方とか、性格とか、おおよそのことがわかるように思えます。

でも言い換えて見たら、日頃の行いの是非を問われるといいますか、そこで自分を客観視できるようにも思えました。

彼の考えは料理にも、ファッションにも、音楽にも、共通して言えることがあります。

学んで見たい方はぜひ本を手に取って見て下さい。

https://honto.jp/netstore/pd-book_29875815.html

彼のご指導をいただいたその日中、ひたすらに考えに考えていました。

CHAN